飯田市立大平小学校 閉校
- 文化・教育施設
飯田市立大平小学校(長野県飯田市大平)は1873年に創立された小学校です。宿場町として栄えた歴史を持つ大平宿の中に建てられた大平小学校は、1967年に飯田市立丸山小学校大平分校となった後1970年に閉校し、100年近くに渡る長い歴史に幕を下ろしています。
かつて大平宿と呼ばれ、賑わいを見せていた集落も現在は1970年に住民の集団移住によって廃村となりました。しかしNPO法人が活動を行うことで平屋建ての木造校舎と、校舎に併設された建物も良好な状態で保存されています。そのため、大平小学校や大平分校にゆかりのある人にとっては懐かしい風景が残されていると言って良いでしょう。ぜひ一度足を運んで、当時の記憶を振り返ってみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
長年の経過年数を感じさせる校舎です。
確かな歴史がここに記されています。
これからもその美しい姿で人々を楽しませてください。
PHOTO:遍照の響き/大平小学校