設楽町立八橋小学校 校舎解体
- 文化・教育施設
県道10号線伊那街道沿いにあった、大きな瓦屋根が特徴の設楽町立八橋小学校(愛知県北設楽郡設楽町八橋字西地14)が、1971年に閉校した後2016年1月に解体されました。
同校は1875年に創立した平屋建ての木造校舎が美しい小学校。閉校後は校舎に草が這い、寂しく朽ちてしまっていました。しかし、校舎内には当時の生徒たちで描かれた絵画や古びたレコードなどが現存し、確かにここで多くの生徒が学校生活を送っていた面影が残っていました。
人口の減少により96年の歴史に幕を閉じた後は、野外学習センターとして活用されていましたが、同地域の設楽ダム建設により校舎は解体。あの懐かしい校舎を見ることはもう叶いませんが、もし同校にゆかりのあった方は当時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
山間に静かに佇む美しい校舎でした。
長年に渡る役割を終えた校舎です。
長きに渡り地域の子供達をお守り頂き、ありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/八橋小学校