鳳来町立乗本小学校 閉校
- 文化・教育施設
県道69号線の北側に行ったのどかな場所に位置する、鳳来町立乗本小学校(愛知県新城市乗本長筋26)が、1969年3月末をもって97年の長い歴史に幕を閉じました。
1872年に創立した同校は、赤茶色の瓦屋根が目を引く木造平屋建ての小学校。閉校後は民間の工場として利用されていたようですが、現在は役目を終えてしまったのか静かにこの場所に佇んでいます。一見すると校庭のような広場がなく、学校施設とは思えませんが、当時は確かにこの場所で毎日生徒たちが学校生活を送っていたそうです。
閉校して50年経った今でも解体されずに現存している姿は、強く印象に残る学校のひとつとなるでしょう。もし、この場所にゆかりのある方はかつて活気に満ち溢れていたであろう同校へ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
閉校して長い期間が経過したにも関わらず、すばらしい保存状態です。
きっと沢山の美しい思い出が詰まっていることでしょう。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:遍照の響き/乗本小学校