東栄町立小林小学校 閉校
- 文化・教育施設
県道431号線沿い、坂道を上った高台にある東栄町立小林小学校(愛知県北設楽郡東栄町大字振草字小林下日向15)が、1964年に閉校し、91年の長い歴史に幕を閉じました。
1873年に創立した同校は、校舎前にしだれ桜が咲き乱れる風情ある小学校。閉校後には校舎自体が解体されてしまい、現在はその後に建てられた児童館が現存しています。子どもたちの姿がなくなってから55年の月日が流れましたが、今なお地元の集会所として利用されているようです。
しかし、同館も長年の経年劣化で腐食が進み、唯一学校の名残として残っている二宮金次郎像とともに時間をかけて朽ちていくことでしょう。人口減少を理由にまたひとつ歴史ある学校がなくなるのは寂しいですが、もしこの場所に思い出のある方は再び足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
きっと思い出が沢山詰まった景色です。
長年の歴史を感じさせます。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:遍照の響き/小林小学校