印南町立真妻小学校 閉校
- 文化・教育施設
緑豊かな山間部に位置する、印南町立真妻小学校(和歌山県日高郡印南町大字皆瀬川227)が2009年に閉校し、長年の歴史に幕を閉じました。
同校は、開けた場所に建つ3階建ての立派な校舎の小学校。閉校から10年経った今ではグラウンドの遊具は錆びつき、木造の体育館への渡り廊下には草が生い茂っています。校舎内には、当時使用されていた靴箱や道具がそのままになっており、静かに時が過ぎるのを待っているかのよう。現在は子どもたちの声がこの場所から聞こえることはないものの、校舎横にある大きなメタセコイアの木には毎年電飾が施され、地域のクリスマスツリーとして親しまれています。閉校後もなお愛されるこの場所にゆかりのある方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年11月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
格式を感じられる門構えです。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/真妻小学校