すさみ町立佐本中学校 閉校
- 文化・教育施設
すさみ町立佐本中学校(和歌山県西牟婁郡すさみ町佐本中105)はかつて和歌山県にあった中学校です。同校が開校したのは1947年のこと。同校はかつて生徒数が140人を超えていたこともありましたが、1992年より生徒数が10名を下回っていたことから1998年に佐本小学校と運営が一本化され、佐本小中学校となっています。
同校では、地域の人や保護者のサポートを受けながら学校生活を送っていました。特に毎年行われていた運動会は、地域と学校が一緒に楽しむものとなっていた点が特徴。小中学生と高齢者が交流するための種目や地区対抗縄ない競争など、ユニークな種目も用意されていました。また、この日のために小中学生と職員が毎日練習してきた佐本川清流太鼓も披露されています。
このように、地域との結びつきが非常に強かった佐本中学校は2009年3月31日に閉校し、62年の歴史に幕を下ろしています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年5月執筆)
懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO: 廃校5000 様