友ヶ島灯台
- 建物・施設
友ヶ島灯台は、明治初期の大坂条約によって建設された5基の洋式灯台の一つであり、日本で8番目に竣工した西洋式灯台です。
1870年に建設工事が着工し、1872年に竣工し初点灯されました。その後1890年に由良要塞第一砲台建設のため、東に移設されました。
明治初期の洋式灯台建築の代表例とされ、「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人技師リチャード・ヘンリー・ブラントン氏による設計です。灯台本体・レンズ・付属建物などが良好な状態で保存されていることでも知られます。歴史的文化財的価値が高いAランクの保存灯台であり、経済産業省から「近代産業遺産」の認定を受けています。
周辺には、友ヶ島要塞などの歴史的建造物も多く残されています。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。歴史ロマン溢れる灯台がきっとあなたを暖かく迎えてくれるはずです。
(2024年1月執筆)
その堂々たる佇まいは今なお多くの人を魅了します。
PHOTO:写真AC
友ヶ島がモデルとされている人気アニメです。