山形県立置賜農業高校 玉庭分校 閉校
- 文化・教育施設
広大な田畑が広がる場所に校舎の赤い屋根が映える、山形県立置賜農業高校玉庭分校(山形県東置賜郡川西町大字玉庭6707-44)が、1989年3月に閉校し39年の歴史に幕を閉じました。
同校は、1950年に開校した大きな平屋建て木造校舎の高等学校分校。閉校してから30年経ち、経年劣化はあるものの、今なお荒廃せずに昭和から令和の時代まで生き抜いています。校舎内には当時の写真や卒業記念の品などがそのまま残されており、農業高校ならではの資料も多く現存しています。
現在は総合センターとして再活用されており、田舎体験ができるとあって全国各地から宿泊や合宿で訪れる人で賑わっているようです。もし同校にゆかりのある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声で満たされていたことでしょう。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:遍照の響き/置賜農業高校玉庭分校
VIDEO:やまがた空旅 様