直江石堤
- 建物・施設
直江石堤は、最上川の最上流部の松川の治水対策として作られた米沢市の南部に位置する堤防です。谷地河原堤防と呼ばれることもあります。
上杉景勝の重臣であった直江兼続の指揮のもとで築かれた直江石堤。暴れ川だった最上川の水害防止を目的とし、総延長10kmにおよぶ直江石堤と蛇堤が築かれました。大小の河原石を横にならべて積み上げる「野面積(のずら)」と呼ばれる、戦国時代の石垣造りの工法であることを特徴とします。
当地の人々の生活を守った直江石堤。道沿いには直江兼続の偉業を記す石碑が点在します。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。この地にも歴史ロマン溢れる史跡が存在します。
(2023年11月執筆)
PHOTO:PIXTA
上杉謙信から「義」の精神を受け継いだ直江兼続。当地はゆかりの地です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?