山形県立米沢工業高等学校 閉校
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山形県立米沢工業高等学校(山形県米沢市川井300)は山形県にある高校です。開校は1897年ですが、山形県で初めての、さらに全国でも6番目となる工業高校として設立された学校であり、これまでに2万6千人を超える卒業生を輩出しています。
同校では、専門分野を3つに分類し、それを「類」と呼んでいます。「機械生産類」「電気情報類」「建設環境類」という3つの類の中には、それぞれ2〜3つのコースが設定されているため、1年次後半または2年次より専門的な学習に取り組むことができます。さらに、技能検定やガス溶接、第2種電気工事士、色彩検定、建設施工技術者といったように、選んだコースによってさまざまな資格に挑戦できる点も同校の魅力といえそうです。
地域に密着し、専門的な学びを提供している米沢高等専門学校ですが、統合により2025年3月31日に閉校し、128年の歴史に幕を下ろす予定となっています。こちらの学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年7月執筆)