南陽市立漆山小学校 杢沢分校 閉校
- 文化・教育施設
民話・鶴の恩返しのゆかりの地で、山深い場所に位置する南陽市立漆山小学校杢沢分校(山形県南陽市漆山)が、2004年に閉校を迎え48年の歴史に幕を閉じました。
同校は、1956年に開校した平屋建て木造校舎の小学校分校。外観はまだ荒廃しておらず、最近まで使用されていたような雰囲気を醸し出しています。一見大きな民家のような建物ですが、校舎内の下駄箱の存在が過去にこの場所へ子どもたちが通っていた学校だったことを認識させてくれます。
同校は1977年に一度休校したものの、4年後に再開した珍しい歴史があります。それから11年続いたものの、再び休校となった後正式に閉校となりました。もしこの地にゆかりのある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2019年8月執筆)
現在は静かにたたずんでいるようです。
沢山の思い出がつまった校舎です。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/漆山小学校杢沢分校