上山市立西郷第二小学校 滝沢分校 閉校
- 文化・教育施設
木々が生い茂る砂利道を登った先にある、上山市立西郷第二小学校滝沢分校(山形県上山市高松1730)が、2005年に閉校を迎え長年の歴史に幕を閉じました。
同校は、竜沢地区の草木に覆われた場所にある、赤い外観が目立つ小学校分校。校舎自体は窓ガラスが割れて荒廃が進んでいるものの、今でもしっかりとこの場所に建っています。そんな手つかずの建物ですが、内部には立派な黒板と机や椅子、生徒の作品などが数多く残されており、現在でも子どもの元気な声が響き渡ってきそうな雰囲気さえあります。
閉校時は児童がわずか2人しかいなかったようですが、生徒達が多かった時代のアルバムが現存し、当時はとても活気ある学校だったことが伺えます。もし、同校にゆかりのある方は、思い出が詰まったこの場所へ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年9月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声で満たされていたことでしょう。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/西郷第二小学校滝沢分校