白鷹町立滝野小学校 閉校
- 文化・教育施設
文部科学省の廃校50選に選出されている大きなシンボルツリーが特徴の、白鷹町立滝野小学校(山形県西置賜郡白鷹町大字滝野1011)が、1998年に閉校し124年の長い歴史に幕を閉じました。
同校は、1873年に開校した広い平屋建て木造校舎の小学校。校舎内は当時の生徒が作成した卒業記念や職員名簿のほか、賞状などの掲示物がそのまま残されています。現在は交流館として地域の人達が利用する集会所となっており、閉校して20年経った今でも歴史ある校舎を大事に守っている様子が伺えます。
学校としての役目は終わったものの、季節ごとにまつり会場となったり、映画のロケ地になったりと現役で活躍している同校に在籍していた生徒もきっと嬉しく思っていることでしょう。もし、この場所にゆかりのある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声で満たされていたことでしょう。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:遍照の響き/滝野小学校