鶴田町立富士見小学校 閉校
- 文化・教育施設
青森県北津軽郡にある鶴田町立富士見小学校(青森県北津軽郡鶴田町大字野木字西鶴見90)が、2020年3月末に閉校し、35年の歴史に幕を下ろします。
同校は1986年に開校。年々児童数が減少し、2019年度の全児童数は43人となっています。同校では、毎年12月に給食で食べるりんごを家庭から提供してもらう「りんご一籠運動」が行われるなど、一年を通して地域住民との関わりを大切にし、見守られながら学校生活を送ってきました。また、同校では地域の伝統芸能である「西中野獅子舞」が途絶えないように、毎年6年生から5年生に引き継ぐ形で伝承に取り組んでいます。11月に行われた閉校式典でも披露されたとのことです。
人口減少に伴う学区再編により、鶴田町の全小学校6校が統合されることになり、新たに「鶴田小学校」が開校することになりました。新学校でも同校の歴史や伝統は受け継がれていくでしょう。
(2019年12月執筆)