愛川町立半原小学校 木造校舎引退
- 文化・教育施設
愛川町立半原小学校(神奈川県愛甲郡愛川町半原2201)は、1873年に創立された、非常に歴史のある小学校です。
現在、同校では鉄筋4階建ての校舎が使用されていますが、その横には1926年に建設された平屋建ての木造校舎が残されています。この木造校舎は、地区に住んでいた宮大工の手によって建てられた歴史ある校舎。新しい鉄筋造りの校舎が完成したのは1978年のことですが、それまで子どもたちは木造の校舎で過ごしていたといいます。
新しい校舎ができて以来、木造の校舎は郷土資料館として利用されていた時期もあったものの、現在は使用されていない状態。解体の検討もされていることから、この学校にゆかりのある方は、今のうちに懐かしの木造校舎を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年12月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
格式を感じられる門構えです。
PHOTO:遍照の響き/半原小学校