木造町立吹原小学校 閉校
- 文化・教育施設
両側に木が生い茂る坂道を上がった先にある、木造町立吹原小学校(青森県つがる市木造吹原若草)が、2002年3月31日に閉校し126年の長い歴史に幕を閉じました。
同校は、1876年に開校した平屋建ての小学校。廃校となった校舎はすでに民間に売却されており、現在は木材などの資材置き場として利用されています。そのため校舎は一見、学校とは思えないほど荒廃はしていますが、残されたオルガンや校舎内にある学校用具・卒業制作などが当時の面影をしっかりと残しています。
少子化による統合、閉校で母校が無くなってしまうのは寂しいものですが、同校での思い出は卒業した生徒たちの心の中で生き続けることでしょう。もし、この地にゆかりのある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年1月執筆)
何年にも渡り沢山の子供たちを見守り続けた出入り口です。
沢山の思い出がつまった校舎です。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/吹原小学校