洋野町立宿戸中学校 閉校
- 文化・教育施設
1943年に開校した宿戸中学校(岩手県九戸郡洋野町種市第7地割116番21号)が、2020年3月末で閉校し、77年の長い歴史に幕を下ろしました。閉校後は、宿戸中学と同じ洋野町の海岸線沿いにある種市中学校と統合されています。
中学がある地域はウニの産地として名高く、小学校から地域産業である漁業体験への取り組みがされています。子どもたちは、中学に入ってからも3年間を通し漁業活動について調査や体験をし、仕事への理解を深めていました。修学旅行では学習の成果として東京で宿戸産の塩ウニ、鮭とばなどを岩手のアンテナショップで販売した経験が思い出となっているようです。また学校給食では珍しいウニ丼の味を覚えている人もいるのではないでしょうか。この機会にぜひ、懐かしい校舎や海岸線を再び訪ねてみてはいかがでしょう。
(2020年4月執筆)
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