吾北村立清水第二小学校 閉校
- 文化・教育施設
山深い川窪集落の北端に位置する、旧清水村立清水第二小学校(高知県吾川郡いの町清水上分2106)は、1995年に休校しましたが、そのまま118年の歴史に幕を閉じています。
1877年に創立した同校は、閉校時の児童数が10名程度の小規模な小学校。昔ながらの平屋の家屋が点在するなか、2階建ての木造校舎は集落内では大きな存在感を放っています。校舎内も当時のままきれいに残されており、現在は災害避難場所として指定されています。また、1995年には映画のロケ地となった場所ということもあって、玄関には記念の看板が設置されています。
そんな山の秘境にある同校はこれからも地域の人たちが集う憩いの場として活用されていくようです。もしこの場所にゆかりのある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年3月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
何年にも渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/清水第二小学校