松代町立蒲生小学校 閉校
- 文化・教育施設
1993年3月末をもって、1873年に開校した松代町立蒲生小学校(新潟県十日町市松代蒲生)が児童数減少のため閉校しました。
蒲生小学校は、緑の木々に囲まれた広大な敷地に建っていた学校です。閉校時の児童数はわずか7名でしたが、大きな木造校舎と体育館があり、この場所で子どもたちはのびのびと学校生活を送っていました。閉校後校舎は解体され整備された敷地には体育館のみ残されていたものの、その後は老朽化により取り壊されました。今では創立百周年記念と閉校記念の石碑のみが、同校が存在した証として残されています。
120年間に渡り静かにこの地区を見守り続けてきた同校。校舎がなくなってもなお地元の人々によって蒲生小学校の歴史は語り継がれるでしょう。同校にゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年7月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/蒲生小学校