さいたま市民会館うらわ 閉館
- 文化・教育施設
- 建物・施設
さいたま市民会館うらわ(さいたま市浦和区仲町2-10-22)が半世紀の歴史に幕を下ろします。
当会館は、1971年に浦和市民会館として開館(2001年に現在名称に変更)。約500席を擁する大ホール・集会室・結婚式場などの施設を備える施設です。開館当時は「文化の殿堂」と称され、半世紀に渡り市民に愛されました。しかし近年、設備の老朽化や耐震強度の不足の問題が生じておりました。これらの課題を解決すべく、浦和駅西口の南側の再開発計画において新しいビルへ移転することが決定しております。
「私にとって大切な施設です。なんといっても昔ここで結婚式を挙げたのですから。コンサートや文化活動の場所として訪れることしばしば。私の人生を美しく彩ってくれた施設です。お別れのときなのですね。とても寂しいですが、沢山の思い出を貰いました。いままでありがとうとお伝えしたいです。」初老の女性の言葉です。
(2020年12月執筆)
地域の人々に沢山の思い出を与えてくれました。長きに渡りお疲れ様でした。
ARTWORK : 川野ヒロミ 様
川野ヒロミさん創作のアート作品です。役目を終えた施設などを美しいアート作品として残したいとお考えの際には、ぜひ、ファイナルアクセス(または、川野)へ連絡ください。