名古屋市民会館 閉館/取壊
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名古屋市民会館(愛知県名古屋市中区金山1丁目5−1)の閉館取壊の時期が迫っております。当会館の開業は、1972年。名古屋市の人口が200万人に達したことを記念して、「芸術文化の振興及び市民福祉の向上を図るため」に建設されました。
主要施設の2つのホールを中心に、各種コンサート・講演会・式典演劇などの会場として利用されています。交通アクセスが良く人気施設ですが、近年はその老朽化が目立ってきており、建て替えが計画されております。
「この会場は名古屋市民にとって大切な施設。ポップ音楽のコンサートからクラシックオーケストラのコンサート等で足を運んだ方はとても多いのです。私も人生で初めてのコンサートがこの会場なので思い出の施設です。もうすぐ取り壊されるとのことですがとても寂しい。ただ取壊までまだ数年間あるようなので、まだまだ沢山の思い出を作るつもりです。」市内在住の40歳代女性の言葉です。
長年に渡り当館が果たしてきた役割は新しい施設(2027年開館予定)に引き継がれます。
(2021年1月執筆)
大切な思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
残りの期間も市民の憩いの場所であり続けて下さい。
PHOTO:PIXTA