大分市立大志生木小学校 閉校
- 文化・教育施設
大分市立大志生木小学校(大分県大分市志生木207-1)は、1880年志生木村字中須賀にて開校され、1903年に新校舎が落成しました。大分市北東部に位置し、深い山々、黄金の田、青い海等豊かな自然に囲まれた学び舎えす。生徒数の最大数は1963年の520名。その後、児童数は減少を続けており、2015年2月の児童数は39名までに。
少子化の波には逆らえずに2016年3月31日をもって閉校、135年の歴史に幕を閉じ、大分市立こうざき小学校と統合されることになりました。
大志生木の子どもたちは海と共に育つとのこと。毎年夏が来る前には、近隣の小学校や中学校の生徒や地域の人と協力して海岸清掃にも取り組んでいました。自分たちが使う海を自分たちで綺麗にして行く、大志生木の美しい海岸を守ることの大切さも受け継がれていました。この心は新しい統合校にも引き継がれてゆくことでしょう。
(2016年11月執筆)
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