若松町立桐古小学校 閉校
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若松町立桐古小学校(長崎県南松浦郡新上五島町桐古里郷)が閉校したのは2001年3月末のこと。堂々たる127年の歴史の閉幕でした。
1874年に民家を借用して授業が開始されました。ここが当校の創立起源となります。海と山の幸に恵まれた美しい自然環境に抱かれ、子供たちはすくすくと成長できたとのことです。子供たちの歓声が響いていたであろう校舎は暖かい雰囲気の木造。南国の島国の小学校らしく校庭脇の花壇にはソテツが葉を伸ばします。閉校の時に子供たちが書いたメッセージが残る教室の窓ガラス。当校の関係者でなくてもぐっと胸にきてしまう景色です。
127年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2001年に閉校。閉校時の児童数は42名であったそうです。美しい島の学び舎の記憶はきっと関係者の皆様の胸の中で永遠に光り輝くことでしょう。
(2021年1月執筆)
最後の在校生のメッセージが残されております。
可愛らしい体育館のようです。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:kattyan様