みやま納涼花火大会 開催終了
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みやま納涼花火大会は、福岡県みやま市の夏の風物詩として長年親しまれてきた伝統行事です。1977年に「瀬高町納涼花火大会」として始まり、矢部川河川敷を舞台に毎年7月20日に開催されてきました。
この花火大会の歴史は、みやま市の花火産業の伝統と深く結びついています。みやま市の花火の歴史は1592年にさかのぼり、425年以上にわたって花火の技術と文化が継承されてきました。
大会では、地元の花火師が手掛ける尺玉やミュージック花火など、約8,000〜9,000発の花火が夜空を彩ります。近年では新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小を余儀なくされましたが、2023年に4年ぶりの通常開催を果たしました。
2024年7月20日に開催される第48回大会が「みやま納涼花火大会 the FINAL~最後の夏~」として最終回を迎えることが決定し、長年の歴史に幕を下ろします。当地の夏の風物詩であった大切なイベントのファイナルとなります。夜空を彩る美しい花火はきっと多くの方々の記憶に強く残ることでしょう。
(2024年8月執筆)
PHOTO:PIXTA