朝日町立西五百川小学校 三中分校 閉校
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朝日町立西五百川小学校三中分校(山形県朝日町大字三中字八ツ沼甲232番)が閉校したのは1996年3月末のことです。
1882年に津金村に三中中学校が誕生。ここが当校の創立起源となります。小学校に転じた後、1954年に西五百川小学校三中分校となりました。以降、地域に密着した美しい歴史を繋ぎます。特筆すべきは白亜の校舎。朝日町を見下ろす山中に佇む木造3階建校舎は1882年の建設です。白漆喰壁に可愛らしい丸窓・木瓜型窓を備えるこの建物は学校の校舎としてだけでなく明治時代初期の建築物として希少であり、2013年に有形文化財として登録されたほどです。
長きに渡りこの地区の子供達を温かく見守り続けてきた同校ですが、閉校後もその美しい佇まいで人々を魅了します。ゆかりのある方もない方も一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。美しい学び舎から元気な子供達の歓声が聞こえてくるかもしれません。
(2021年4月執筆)
当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : takaramono mituketa 様