角田市立金津中学校 閉校
- 文化・教育施設
2022年3月末をもって、角田市立金津中学校(宮城県角田市尾山字荒町125-1)が閉校します。
1947年に藤尾村・枝野村組合立金津中学校として開校。同校は水田が広がるのどかな環境の中にある生徒数34名の小規模校で、縦割り活動を中心とした行事が盛んです。中でも伝統の「よもぎ採り」ではグループごとに収穫を競い合い、収益は部活動の費用や福祉協議会の寄付金として活用します。また、生徒会が中心となって開催される「金津七夕」は、生徒たちが和歌をうたいながら町を練り歩く伝統行事のひとつで、毎年地域の夏の風物詩として大いに盛り上がりを見せるそうです。
75年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2022年に閉校。その歴史は統合先の角田市立角田中学校に引き継がれますが、校舎は新統合校の金津小学校が利用予定のため、独立校としての金津中学校の歴史は閉幕となります。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年9月執筆)
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