佐伯市立蒲江小学校 閉校
- 文化・教育施設
蒲江小学校(大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦3463-2)の歴史は古く、1874年蒲江番所に学校が設置されたことから始まりました。そんな歴史ある学校ですが、近年の地域の人口減少の影響は大きく、児童の数の減少も進んでいました。残念ながら2017年3月を持って閉校、143年の歴史に幕を閉じることになりました。県境に近い蒲江の町も少子化の波に押され、蒲江小学校の児童数も減り始めました。そんな中で様々な行事を支えてきたのは、保護者と地域の人たちでした。児童たちは、地域の人に見守られながら、行事ごとで蒲江の扇子踊りに和太鼓を使った蒲江音頭など、蒲江の歴史をしっかり表現して来ました。
近隣地域の蒲江小学校・河内小学校・西浦小学校・楠本小学校・上入津小学校)が統合して、次年度から新しく「蒲江翔南小学校」が開校します。「蒲江翔南中学校」と合わせて、佐伯市内では 初となる施設一体型の小中一貫校「蒲江翔南学園」の歴史が始まっております。
(2019年2月執筆)