佐伯市立河内小学校 閉校
- 文化・教育施設
1874年に創立された河内小学校(佐伯市蒲江大字竹野浦河内310番地)は、古い歴史ある小学校でしたが、年々進む人口減少と少子化の波に逆らえず、2017年3月をもって閉校、143年の歴史に幕を閉じました。河内小学校は蒲江町にある少人数で複式学級の小さな学校でした。小規模学校ならではのアットホームな雰囲気がある中で、敬老会とのふれあい活動や3世代グランドゴルフ交流大会など、地域との関わりが強いことも特徴でした。芋掘りや農作業、地域のお祭りなど、児童たちが人生の先輩たちと一緒に過ごす時間は、双方にとって掛け替えのないものであったようです。 そんな河内小学校は閉校後、近隣地域の6つの小学校と統合して、佐伯市内では初の小中一貫校「蒲江翔南学園」として新しい歴史がスタートしています。(2019年2月執筆)