佐伯市立楠本小学校 閉校
- 文化・教育施設
1874年に創立した佐伯市立楠本小学校(大分県佐伯市蒲江大字楠本浦667)は、美しい海岸に恵まれた143年の歴史ある小学校でした。近年の蒲江地域は人口減少の影響が大きく、楠本小学校の児童数の減少は進む一方でした。ついに2017年に閉校することになり143年の歴史に幕を閉じたのです。海の町蒲江らしいイベントも数多く。地域との交流も盛んだった当校では、蒲江漁協青年部の皆さんをお招きして、干物作りや蒲江特産のめざしやカマス、みりん干しやアジの干物を七輪で一緒に焼いて食べるなど楽しい活動をたくさん経験しました。歴史と伝統に彩られた当校の閉校後は、近隣地域の6つの小学校と統合して、佐伯市内では初の小中一貫校「蒲江翔南学園」として新しい歴史がスタートしています。(2019年2月執筆)