奥州市立梁川小学校 閉校
- 文化・教育施設
2023年3月末をもって、奥州市立梁川小学校(岩手県奥州市江刺梁川日ノ神112)が閉校します。
1873年に金性寺を仮校舎として野手崎小学校が開校。ここが当校の創立起源となります。同校は、自然に恵まれた場所に位置する小規模校。江戸時代、伊達藩の北辺の守りの地で居城の野手崎城址があることで知られています。歴史の深いこの地域では、県の無形文化財指定の「金津流梁小獅子躍」が有名で、同校では長年伝承活動に取り組んでいます。近年は各地の震災の追悼施設を訪れ、犠牲になった人たちの霊を慰めるべく舞いを披露しているとのことです。
150年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2023年に閉校予定。新設の統合校の奥州市立江刺ひがし小学校が誕生し、当校は独立校としての歴史に幕を下ろします。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年7月執筆)
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