奥州市立広瀬小学校 閉校

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2023年3月末をもって、奥州市立広瀬小学校(岩手県奥州市江刺区広瀬字柿ノ木421-3)が閉校します。

1873年に軽石・鴨沢・歌書の3つの小学校が寺院に学校を設置。ここが当校の創立起源となります。周囲を水田が広がるのどかな場所に位置する同校は、児童数37名の小規模校。この地区には古くから伝わる郷土芸能の鴨沢剣舞があり、さらにアレンジを加えた「広小剣舞」の伝承活動に全校をあげて取り組んでいます。また、総合学習では学年ごとにリンゴやコンニャクなどを育て、毎年収穫祭が行われています。収穫した作物を調理後、地域の方々を招いて料理を振る舞っているとのことです。

150年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2023年に閉校予定。新設の統合校の奥州市立江刺ひがし小学校が誕生し、当校は独立校としての歴史に幕を下ろします。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2022年7月執筆)

 

 

 

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