奥州市立木細工小学校 閉校

  • 文化・教育施設

2023年3月末をもって、奥州市立木細工小学校(岩手県奥州市江刺米里向木細工228)が閉校します。

1873年に木細工小学校が開校しましたが、ここが当校の創立起源となりそうです。北上山地の山間に位置する同校は、児童数5名が在籍する小規模校。宮沢賢治の童話「風の又三郎」の舞台となったともいわれる学校として知られています。

全校生徒が図書室に集まり、作文を書く授業は同校ならではの特徴的な取り組み。身の回りに起きたエピソードを題材として、子どもたちは真剣に取り組んでいたそうです。また毎年開催される地区民合同運動会では、伝統の一輪車パレードを披露。地域全体で盛り上がりを見せる一大イベントとなっていました。

150年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2023年に閉校予定。近隣校との統合が予定されており、当校は独立校としての歴史に幕を下ろします。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2022年7月執筆)

 

 

当校は宮沢賢治氏の童話「風の又三郎」のモデルになったといわれる由緒ある学び舎です。

永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか。

 

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