さいたま市立沼影小学校 閉校

  • 文化・教育施設

さいたま市立沼影小学校(埼玉県さいたま市南区沼影2-8-36)の閉校が予定されています。当校を含む二つの小学校と一つの中学校が統合し、2028年(令和10年)をめどに新しく義務教育学校が開設されることが決まりました。1972年の開校から半世紀にわたる学び舎の歴史に終わりが近づいています。

当校は西浦和小学校の児童数が多くなったために新設された小学校です。学び舎はJR埼京線の武蔵浦和駅にほど近い場所に建てられ、市民の憩いの場である沼影公園に隣接しています。今でこそ都市開発の進んだ地域ですが、開校の頃は校地の周辺にガマの穂が揺れるのどかな風景も残っていたということです。

開校以降、武蔵浦和駅の周辺地域では商業施設や高層マンションが次々と建設され、さいたま市南区の中心として発展してきました。交通が便利で環境もよく暮らしやすい街として、当校の学区内には子どもを持つ世帯が多く暮らすようになりました。

子育て世代の多さを反映して、当校は生徒数が約1000人という市内でも有数の大規模校です。図書室や理科室、音楽室が二つずつあるなど、生徒数に合わせて学校設備も増築や改修がされてきました。その校舎ですが、新学校の計画では現在の校舎は解体され、沼影公園の一部と合わせた広い土地に新校舎が建設されるとのことです。

残された時間は多くはありませんが、当校にゆかりのある方は、思い出の残る学び舎を今一度訪れてみてはいかがでしょうか。

(2022年8月執筆)

 

 

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