さいたま市立内谷中学校 統合
- 文化・教育施設
さいたま市立内谷中学校(埼玉県さいたま市南区内谷6-10-1)が、その歴史に幕を下ろすことになりました。
JR埼京線の武蔵浦和駅から歩いて15分ほどの場所にある当校は、1982年、周辺地域の子供の数が増えたため新設され開校しました。当校の学区は、住宅地として人気の高いエリアで子育て世代も多く、当校は約1000人の子供たちが通う大規模校です。
武蔵浦和駅周辺地区で再開発事業が計画されており、今後も子どもの数は増えることが見込まれています。大規模校ゆえの問題点を改善し、子どもたちの教育環境を将来にわたって整えるため、同じように多くの子供たちが通う周辺の小学校と統合して、当校は義務教育学校として整備されることが決まっています。従って「さいたま市立内谷中学校」の独立校としての歴史はこの時点で閉幕となります。
計画によると、新しい学校になっても当校の校舎は残り、小学校1~4年生に当たる児童が通う校舎として、子どもたちの学びの営みを支え続けることになるようです。当校にゆかりのある方は、今一度この地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年8月執筆)