【東海道本線】菊川駅舎 解体/取壊
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東海道本線(JR東海)が運営管理する菊川駅舎(静岡県菊川市堀之内547-9)の解体取壊時期が迫っております。
1889年に官設鉄道の堀ノ内駅が誕生しますが、ここが当駅の起源となりそうです。その後、東海道(本)線への所属・菊川駅への改称などの歴史を繋ぎ、現在に至ります。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅で、現駅舎の建設は1966年。南北自由通路新設と橋上駅舎化が数年前から計画されていましたが、2022年度にいよいよその工事の着工がなされます。
「まわりに何もない駅で交通機能に特化しているという感じです。周辺は日本でも有数のお茶どころ。少し足を伸ばせば美しい茶畑が広がります。駅舎の改築とのことですが、当たり前に利用してきた駅舎なので寂しさはあります。新駅舎は新しい賑わいの中心になってくれそうなので楽しみでもあります。現駅舎さん、長きに渡りありがとうございます。」近隣に住む女性の言葉です。
新しい菊川駅はホームをまたぐ橋上駅舎構造を有し、乗降箇所も増えかなり利便性が向上しそうです。しかしいままで歴史をつないでくれた現駅舎の歴史を記憶に刻み込みたいものです。ご興味のある方は一度当地に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
(2022年9月執筆)
当たり前であった景色は永遠の記憶となりそうです。
PHOTO:PIXTA
人気漫画家「小山ゆう」氏。当地のご出身だそうです。
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