【アンティーク洋館】大橋眼科 解体/取壊
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足立区北千住の人気洋館「大橋眼科」の解体取壊が正式に決定したようです。
三角屋根が特徴のアンティーク洋館として知られていた初代「大橋眼科」の竣工は1917年。その後1980年に改修再建されます。初代のイメージを残し、かつガス灯や各種アンティークをパーツとして組み込みます。この建物が現在も姿を残すものであり、実際に2021年春先まで眼科として活躍しつづけました。
「大橋眼科は北千住のアイコンのひとつともいえる建物です。実際に長きに渡り地域住民の目を守ってくれた眼科さんですので愛着があるのです。そして美しく拘りの強い建物は建築愛好家の間でも有名で、日本全国からファンが訪れる場所でもあります。この建物の前だけアーケードが取り払われているぐらい地域からも愛されているのですよ。解体取壊が正式に決定したとのニュースに触れました。とても寂しいことです。なんらかの形でこの美しい建物の歴史が繋がることを切に願います。」近くに住む男性の言葉です。
多くの方に大切にされた大橋眼科。一度現地に足を運び、その長きに渡る営みを感じとってみてはいかがでしょうか？
（2022年9月執筆）
「美しい歴史が未来に継承されること」。切に望まれます。
PHOTO:PIXTA
