辰巳国際水泳場 閉館
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辰巳国際水泳場(東京都江東区辰巳2-8-10) が歴史の幕をおろします。1993年に開設され現在に至るまでわが国の水泳競技における中心的施設の一つとして活躍してきた施設です。
競泳の日本選手権をはじめとして数多くの大会を開催してきた「日本水泳の聖地」であった当施設。水泳関係者間では「タツミ」の愛称で親しまれますが、一般開放もされるなど地域に密着した存在でもありました。
多くの方に愛されている施設ですが、東京オリンピック後に東京アクアティクスセンターが新設され、当施設が果たしてきた役割を譲ります。そして辰巳国際水泳場はアイスリンクに改修されることが決定しています。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。「タツミ」が約30年にわたり果たしてきたその歴史を感じ取れる機会となることでしょう。
(2022年1月執筆)
日本水泳の聖地としての重責を見事に果たしてくれた当施設には各地から労いの言葉が送られているそうです。
PHOTO:PIXTA