南木曽町立蘭小学校 閉校
- 文化・教育施設
南木曽町立蘭小学校(長野県木曽郡南木曽町吾妻蘭3859-39)はかつて長野県にあった小学校です。同校が開校したのは1873年のこと。当時は蘭学校という名称となっており、吾妻村の妻籠小学校の支校とされていた時期もありましたが、1890年には蘭尋常小学校として独立しています。
同校があった南木曽町は、長野県の南西部である木曽谷の南側に位置している地域。歴史的な伝統文化や街並みがあるとともに、面積の9割以上が森林で閉められているという緑豊かなエリアとなっています。自然豊かな場所にあった蘭小学校は2007年3月31日に閉校し、134年の歴史に幕を下ろしました。現在、小学校があった場所には新しい高校が建っています。蘭小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年12月執筆)
当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様