村上市立吉浦小学校 閉校
- 文化・教育施設
1995年3月末をもって、村上市立吉浦小学校 (新潟県村上市吉浦1074-2)が閉校しました。
1874年に瀬波校吉浦分校として開校。ここが当校の創立起源となります。同校は日本海の海岸沿いに位置した小規模校。開校当初は約400人程度の児童が在籍しており、地域には元気な声が毎日響き渡っていたそうです。しかし、少子化の影響で児童数が減少し、地域全体の子どもの数は20名以下となっていました。
121年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら1995年に閉校。野潟小学校と統合となり新しく上海府小学校が誕生、独立校としての歴史は閉幕となりました。
現在跡地には「グループホーム上海府」や「上海府子育て支援センター」が建てられており、体育館と閉校記念碑のみが学校のあった証として残っています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年1月執筆)
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様