Final 2019年3月31日 記事阿賀町立西川小学校 閉校のイメージ画像 History 145年

阿賀町立西川小学校 閉校

  • 文化・教育施設

新潟県東蒲原郡阿賀町、阿賀野川の支流が織りなす日野川乙の地に、かつて地域の希望として存在した学び舎がありました。「阿賀町立西川小学校」です。その歴史の幕開けは明治初期、近代教育制度が始まったばかりの1874年(明治7年)頃に遡ります。以来、約1世紀半にわたり、同校は豪雪や厳しい自然環境とも共生しながら、地域コミュニティの核として幾多の子どもたちを育み続けてきました。

地域住民総出で支えられた学校運営や、豊かな自然環境を活かした教育活動は、地域文化の継承にも大きく貢献しました。しかし、時代の流れと共に少子化が進み、児童数の減少は避けられない課題となりました。地域の将来と子どもたちの教育環境を熟慮した結果、2019年3月をもって近隣校との統合が決定されました。

閉校に先立つ2018年10月27日には「閉校記念式典」が執り行われました。式典では児童たちの感謝の言葉や歌声が響き渡り、歴代教職員や保護者、地域住民が涙と共にその姿を見守りました。続く「惜別の会」では、恩師との再会に旧交を温める温かな光景が広がり、学校がいかに愛されていたかを物語る一日となりました。そして2019年3月31日、西川小学校は144年の輝かしい歴史を完結させ、その伝統は現在の阿賀町立上川小学校へと引き継がれました。校舎から子供たちの歓声は消えましたが、日野川の地で培われた絆と精神は、卒業生たちの心の中で今も確かに生き続けています。長きにわたり本校の運営と存続にご尽力された関係者の皆様に深く敬意を表するとともに、西川小学校でのあの日々が、皆様の胸の中でいつまでも温かく輝き続けることが願われます。

(2026年1月執筆)

懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。

PHOTO: 廃校5000  様

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