糸魚川市立南西海小学校 閉校
- 文化・教育施設
新潟県糸魚川市道平に位置した糸魚川市立南西海小学校は、地域の教育と交流の拠点として長い歴史を歩んできました。学校の歴史は古く、1878年に釜沢村で産声を上げた派出教場にまで遡ります。その後、1897年に田中校との合併を経て南西海尋常小学校となり、西海地区の学びの場としての基礎が築かれました。
戦後の1947年には現在の校名へと改称され、一時期は中学校や高校の定時制分校を併設するなど、地区の知の重要拠点として重宝されました。1983年に完成した鉄筋3階建ての新校舎は地域の誇りとなり、児童たちはフォッサマグナの特異な地質や豊かな川の流れに育まれました。校歌に「自由の子」と謳われたように、自然と共生しながら広い世界を目指す志が、日々の学校生活や行事を通じて学生たちの心に刻まれていったのです。
時代の変遷に伴い2005年に統合のため閉校しましたが、校舎は2010年より「ワークセンターにしうみ」として再生され、現在も福祉や地鶏の飼育といった地域産業を支える場として活気を見せています。
学び舎の灯を絶やさず、新たな形で地域に貢献し続ける運営主の皆様に心より敬意を表します。卒業生や教職員の皆様、あの緑豊かな校庭で共に笑い、学んだ日々を今一度、輝かしい思い出として振り返っていただければ幸いです。
(2025年10月執筆)

卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。

確かにここに学び舎が存在した。その証です。
PHOTO: 廃校5000 様







