杉戸町立東中学校 閉校

  • 文化・教育施設

杉戸町立東中学校(埼玉県北葛飾郡杉戸町椿250)は、埼玉県の東部に位置する杉戸町にある歴史ある公立中学校です。同校は、地域の発展とともに歩んできた学校であり、1960年に杉戸町内の二つの中学校が統合される形で開校しました。これにより、当時の町の発展に伴う教育環境の充実が図られ、多くの生徒たちがこの学び舎で青春を過ごしてきました。

東中学校は、「自学 友愛 鍛錬」という学校教育目標を掲げ、主体的に学び続ける姿勢(自学)、仲間を思いやり協力し合う心(友愛)、そして心身ともにたくましく成長する力(鍛錬)を育むことを目標としています。こうした理念のもと、学業はもちろんのこと、部活動にも力を入れ、地域社会とのつながりを大切にしながら多くの生徒が充実した学校生活を送ってきました。現在、陸上競技部・男子ソフトテニス部・女子ソフトテニス部・男子バスケットボール部・女子バレーボール部・音楽部・美術部の7つの部が活動し、競技大会や文化活動などで成果を残しています。

しかし、時代の流れとともに生徒数の減少が進み、杉戸町立東中学校は2025年3月31日をもって閉校することが決まりました。開校以来65年にわたり、地域の子どもたちを育んできたこの学び舎も、まもなくその長い歴史に幕を下ろします。これまで東中学校を支えた卒業生や保護者、地域の方々にとって、思い出の詰まった場所であることは間違いありません。閉校までのわずかな時間、ぜひ一度足を運び、かつての思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。

(2025年3月改筆)

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