西武本川越ペペ 営業休止
- 商業施設
本川越駅の歴史は1895年にさかのぼります。当初は川越鉄道の川越駅として誕生し、1940年に現在の名称へと変更されました。1953年には現在の場所に移転し、その後も駅の機能向上のための工事が継続的に行われてきました。
1991年9月、駅に直結する形で商業施設「西武本川越ペペ」が誕生しました。オープン以来、幅広い年代のお客様に向けて、ファッションや特産品、生活必需品など、様々な商品を提供する店舗が軒を連ね、特に西武鉄道沿線住民に愛されてきました。
しかしながら、開業から30年以上の歳月が流れ、施設の老朽化も顕在化していました。そして種々の要因が総合的に勘案された結果、2026年1月を以て西武本川越ペペの営業は終了することになりました。営業終了後は、西武グループが掲げる長期戦略に則り、沿線の魅力向上と不動産価値の増大を図る新たな開発計画が検討される予定です。
西武本川越ペペの閉店まで残り約1年となりました。長年親しまれてきたこの施設の姿を目に焼き付けるとともに、歴史ある川越の街並みを楽しむ良い機会かもしれません。是非、現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2025年2月執筆)
PHOTO:写真AC