郡山市公会堂
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郡山市公会堂は、1924年に郡山市の市制施行を記念して建てられ、福島県郡山市麓山1丁目8-4に位置します。国会議事堂を設計した矢橋賢吉が監修を行い、オランダ・ハーグの平和宮などを参考に設計されたと伝わります。
オランダ・ハーグの平和宮なども参考とされており、そのネオ・ルネサンス様式風のモダンな外観は、新しい時代に果敢に挑む「進取の気質」を感じ取れる建造物。その後の郡山の地域発展の象徴ともされており、大小各種の催事等利用されるなど市民活動の場所としても活躍しています。その歴史的な価値が認められて2002年に国の登録有形文化財に登録されました。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。伝統と格式を兼ね備えた建物からは当地の歴史ロマンを感じとれることでしょう。
(2023年3月執筆)
PHOTO:PIXTA