記事半田赤レンガ建物のイメージ画像

半田赤レンガ建物

  • 建物・施設

半田赤レンガ建物(愛知県半田市榎下町8番地)は、1898年にカブトビールの製造工場として建てられたレンガ造の建物です。こちらの工場は、明治建築界の巨匠といわれ、横浜の赤レンガ倉庫などの設計も手がけている妻木頼黄(つまきよりなか)により設計されました。

明治時代に建てられたレンガ造の建造物として、日本でも5本の指に入る規模を誇る半田赤レンガ建物。中空構造を持つ複壁や多重アーチ床といった設計が採用されていて、貴重な建造物として知られます。既に国の登録有形文化財、近代化産業遺産にも登録されています。

こちらの建物は耐震補強などの改修工事が行われ、2015年にリニューアルオープンしています。復刻したカブトビールを味わえるほか、カブトビールの歴史や製法を学べるツアーも開催していますので、興味のある方はぜひこちらの建物に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年4月執筆)

 

愛知県半田市にも歴史ロマン溢れる建物があります。

PHOTO:PIXTA

巨匠「妻木頼黄」。氏の魂が宿ります。

永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?

 

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