大分市立野津原西部小学校 閉校
- 文化・教育施設
1878年に開校した野津原西部小学校(大分県大分市大字上詰704-1)が140年の歴史を閉じて、2018年3月で閉校となります。開校以来、地域に密着した様々な活動がありました。毎年春には地域のお年寄りと「よもぎだんご作り」があり、製造過程から食べる喜びまでを皆でわかちあい楽しみました。近年ではプロバスケットボールチームの大分ヒートデビルズの選手との交流、舞踊を習う伝統芸能ふれあい教室など地域との距離が近い学校でした。また、豊かな自然と共にあった当校では、落花生づくりを通して種植えから実りある収穫までを体験したようです。敷地内には花壇以外にも季節の草花がたくさんありました。残念ながら元気な子供たちが校庭を駆け巡る姿もう見納めです。当校に縁のある方は、閉校前に一度訪れて見てはいかがでしょうか。
なお、このたびの再編計画においては、野津原中部小学校・野津原西部小学校・野津原東部小学校の3校が統合され、新設の野津原小学校が設置される予定です。
(2017年10月執筆)
学校正門です。
学校入り口でしょうか。一輪車がきれいに並んでいます。
創立120周年の記念碑と銅像です。長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:大分県在住K様