宮城県立気仙沼高等学校 閉校
- 文化・教育施設
「気高(けこう)」の愛称で地域から親しまれていた宮城県立気仙沼高等学校(宮城県気仙沼市常楽130)が2018年3月31日をもって閉校します。旧男子高時代から91年続く歴史の閉幕です。
元々は1927年に開校した男子校で、2005年度に同市内の女子校「鼎が浦高校」と再編統合されて共学校となった歴史があります。近年、大学進学に力を入れた教育が行われてきましたが、昭和時代の名残なのか、活動的な生徒が多く在籍する学び舎だったようです。
水産業関係者など、現在未来の気仙沼市を担う人々を輩出してきた気高ですが、2018年3月をもって閉校します。その後は同市内の気仙沼西高等学校と統合され、また地域で新たな歴史を刻んでいくことになります。
(2017年10月執筆)