大阪府立布施工科高等学校 閉校か
- 文化・教育施設
大阪府立布施工科高等学校(大阪府東大阪市宝持3丁目7-5)は大阪府にある高等学校です。同校が開校したのは1939年のこと。大阪府立航空工業学校として開校したことがその歴史の始まりとなっています。
同校では、機械系・電気系・建築設備系という3つの専門系があり、それぞれの中に専科が設置されています。1年次では「キャリア設計」という科目で、3年間の学習方法や進路について学び、2年次からは専門的な内容を学習していくことになります。その後の3年生では進路決定を行いますが、「課題研究」という科目がある点も同校の特徴。自分で企画や計画を行った上で実際の制作や作業を通じ、問題解決能力を養っていきます。
特色のある学びを提供している布施工科高等学校ですが、生徒数の減少に伴い2025年度以降の入学者の募集を停止することが発表されています。さらに2027年までには他の高校との統合が行われ、閉校となる可能性が高まっていますので、ゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2024年2月執筆)