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荻窪用水

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荻窪用水は、神奈川県小田原市と箱根町を流れる用水路です。1797年に小田原藩によって開削され、当時水不足に悩まされていた荻窪村の新田開発のために造られました。

その全長は約10.3kmで、箱根町塔之沢の早川から取水し、山間を抜けて小田原市荻窪まで到達します。暗渠・開渠・隧道など、種々の工法が駆使されている荻窪用水は、水不足に悩む地域の農業発展に大きく貢献。さらにその技術は、後の日本の用水路整備に大きな影響を与えました。現在も荻窪用水は小田原市の農業用水として活躍中ですが、その歴史的・文化的価値は高く評価されており、2008年には「疎水百選」に選定されました。

ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。歴史ロマン溢れる疎水がきっとあなたを迎えてくれるはずです。

(2024年1月執筆)

地域の人々に大切にされている水車小屋です。

PHOTO:PIXTA

皆さまご存じの童謡「めだかの学校」

めだかの学校

当地がモデルとされています。

 

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