京都聖母女学院短期大学 閉校
- 文化・教育施設
京都聖母女学院短期大学(京都府京都市伏見区深草田谷町1)が56年の歴史に幕を下ろします。1962年に聖母女学院短期大学が開学し、その後現在の京都市伏見区に学科が増設され、校舎が移転されました。時代の流れに伴い、様々な学科の編成を繰り返し、2011年に京都聖母女学院短期大学と改名されました。キリスト教の思想を元にした教育方針で、地域の高齢者と幼児への福祉活動や、育児支援にも携わる授業やイベントを多く開催していました。
近年の少子化問題と4年制大学への入学志願者が増えたことにより、定員割れが続いておりました。残念ながら2018年3月をもって閉校となります。学力だけでなく、社会の平和を真に願い、積極的に貢献することを建学の精神としていました。由緒ある学び舎がまたひとつ姿を消します。
(2017年12月執筆)